固定資産・公共用地評価、不動産鑑定における悩みを解消!不整形地の格差を求める際に要する数値的根拠をご提供いたします

不整形地の入力

  1. まずは評価の対象となる不整形地の準備をします。
    お手持ちのスキャナーで公図等をスキャンし保存しておきます。

    スキャンされる場合は縮尺・スキャン時のDPIを記録しておく必要があります。
    今回は縮尺250分の1・200DPIでスキャンしました。

    クリックで写真拡大 >>


    サンプル公図
    ※公図をコピーするときは、拡縮を行わないでください。また、図面の向きにもご注意ください。


  2. スキャナーで読み込んだ公図を元に作成していきます。
    まずは、「ふぞろい名人」を立ち上げてください。

    クリックで写真拡大 >>


    「ファイル」→「新規プロジェクト作成」でプロジェクト名と面積の計算方法、縮尺、DPIなどの基本情報を入力してください。

    今回は測量図に測点座標が無いため「三角形に分割して算出する」を選択しました。座標がわかる場合は「測点座標より算出する」を選択してください。

    クリックで写真拡大 >>


    「OK」をクリックするとこのような画面に切り替わります。

    クリックで写真拡大 >>


    地番「1-27」の各ポイントを「Ctrl+クリック」し暫定ポイントを入力します。

    クリックで写真拡大 >>


    「Shift+左ドラッグ」で各ポイント周辺をそれぞれ拡大し微調整します。

    縮小の解除は「Shift+左クリック」です。

    クリックで写真拡大 >>


    各ポイントの微調整が終わりましたら、「測点リスト」の「No.1」をダブルクリックし接道箇所を指定します。

    ※今回は角地なのですが、わかりやすくするために接道を「No.1」「No.2」間に指定しました。

    クリックで写真拡大 >>

三角形に分割して面積を算出していきます。「測点リスト」の「No.1」をダブルクリックし「三角形の登録」を開きます。測量図を参照しながら、三角形に分割していきます。このとき、頂点1と頂点3が底辺になりますのでご注意ください。プルダウンメニューより各ポイントを選び、各三角形を順に登録していきます。右側に各ポイント間の距離が表示されますので測量図を参照しながら微調整してください。

クリックで写真拡大 >>

 

「頂点間の距離から高さを再計算」を微調整後、「底辺と高さから倍面積を再計算」をクリックして間違いが無ければ「登録」をクリックし全ての三角形を登録してください。
「面積」があっていれば(微調整可能です)「不整形地作成の完了」をクリックして次のワーク(作業)に進みます。